伝統技術のあたらしいかたち「SIWA×URUSHI」

月にうっとりと見とれ、虫の音を聞きながら秋の夜の風情を楽しむ今日この頃です。

LT LOTTO AND TRESでは風情のある日本のアイテムを集めたイベント『NIPPON CRAFTS』を開催中です。

今回は、紙ブランド「SIWA」に漆パターンをmina perhonen(ミナペルホネン)をはじめとした国内外のデザイナーがデザインした「SIWA×URUSHI」をご紹介いたします。

山梨南部の市川大門は、気高い峰々と清い水に恵まれ、昔から和紙の産地として知られています。紙の開発も行っており、新素材のやぶれにくい紙「ナオロン」を用いた商品開発にデザイナーの深澤直人氏とともに取り組んできました。日本の伝統工業である和紙をより世界に発信していきたいという思いから、日本の伝統産業である「漆」と「和紙」を融合させたシリーズが「SIWA×URUSHI」です。

shiwa

本来は鹿革にのみ印刷が可能な漆印刷技術を、奈良県の漆職人の手により受け継がれてきた伝統の技術に新しい技術開発を加えることで和紙である「ナオロン」に漆印刷することが可能になりました。

今年新たな3名のデザイナーを迎えて生まれた柄はモダンでありながら日本の伝統技術にすっと馴染み、素敵なアイテムに仕上がっています。

mina perhonenはオリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進め、国内外の生地産地と連携し、素材や技術開発にも精力的に取り組んでいます。mina perhonenからはletter of flower、pasific、skyfulの3柄が登場。

mina

四角くころんとした形がかわいらしいブリーフケースやブックカバーやパスケースなど身につけたり持ち歩けるアイテムが揃いました。ウォールパネルは18cm四方と小ぶりながら、SIWA×URUSHIの素材感とmina perhonenのデザインを眺めて楽しめるアイテムです。新築祝いのギフトとしても喜ばれそう。

mina

Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン) は妥協しない、大胆なデザイン美学を持ち、キャリアの初期から国際的な名声を得てきたデザイナーです。2012年より、イッタラブランドのデザインディレクターにも任命されています。

Owl、kaniは動物をモチーフにした2柄です。Kaniはフィンランド語でウサギを意味します。一羽だけ後ろを向いていて丸いしっぽが見えています。遊び心溢れる楽しい柄です。

Klaus Haapaniemi(クラウス・ハーパニエミ)はフィンランド生まれで現在はロンドンを拠点に活躍しているデザイナーです。ハーパニエミのデザインは自然の営み、フィンランドの伝統、神秘的なファンタジー、装飾的アートから影響を受けています。bess、spiders、pineconesの自然とモチーフにしたデザインです。大胆な柄の配置とカラーが特徴的です。

日本の伝統技術と新しいデザインの融合をぜひ感じてみてください。ご来店お待ちいたしております。

 

『NIPPON CRAFTS』  開催中~2015年11月8日(日)

 

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